競争入札参加資格審査申請

　指名競争入札の資格を得るには、各自治体が公募している「競争入札参加資格審査申請」（いわゆる「指名願い」）に申請を出して、資格の認定を得なければいけません。もちろん、一定の要件はクリアしていないといけませんが（特に建設工事の場合は経審を受審する必要があります）申請自体の手数料は無料なので、積極的に利用するべきではないでしょうか。
​　入札参加資格取得には2つのメリットがあると考えています。まず1つ目は多くの営業コストをかけずに、業務の受注可能性を増やすことができます。2つ目に、会社の実績として公共工事や官公庁との取引があると、対外的な信用が得られることも想定されます。これをもとに、民間会社への営業材料のひとつとすることができます。
​　さて、入札参加資格審査申請は大きく3つのカテゴリーに分かれます。「建設工事」「測量・建設コンサルタント等」「物品の製造・販売・役務の提供」で自治体により名称は若干異なりますが、概ねこの3つです。弊所は特に「測量・建設コンサルタント等」と「物品の製造・販売・役務の提供」に多くの経験があり、岐阜県や東海地方だけでなく、全国の自治体への申請も取り扱っております。年間申請数は約30件程度の実績があり、全省庁統一資格（「物品の製造/販売・役務の提供」において、国の機関である省庁（〇〇省など）の入札に参加する資格）にも対応しております。
　また、最近はICカード等を利用した電子申請での受付を採用する自治体等も増加しており、やがてスタンダードになってくるでしょう。もちろん弊所は電子申請にも対応しております。
　初めて申請される会社様にもしっかりサポートさせていただきますし、現在資格を持っているが、手続きをアウトソーシングしたい会社様、事業の規模拡大をお考えの会社様もどうぞご相談ください。